#19 下ネタの是非
今、キレてます。
ねえなんでキレてると思う?なんでだと思う?わかんないかな。聞く?聞きたい?
下ネタ
あの野郎のせいです。
あいつマジウザくね?たまに面白いからって調子乗ってるし、一旦ハブらね?
本当に、何度こいつに煮え湯を飲まされてきたか…
今までの人生で、下ネタの振りに応えてウケを取れたことは一度もないです。断言できます。
もちろん、この世のスベリはすべて当人の能力不足です。
私のウデが足りないからスベるんです。
分かってはいるんです。
ですが、それでも言わせていただきたい。世の中に問いかけたい。
「下ネタは必須科目なんですか?」と。
自分の性的嗜好明かして何の益があるのよ。
おすすめAVの貸し借りでもしてるのか?
いや人のシコる頻度聞いてどう盛り上がるんだよ。
ルナルナでシコリ日予測でもするのか?
「いっぱしの男は下ネタも返せて当然」なんて言説が平然とまかり通る世の中でいいんですか?
答えは否。
私はそんな世の中にNOを叩きつける。
とまあ強い言葉で決意表明をしましたが、別に下ネタをやめろと言ってるわけじゃないんですよ。
私だって普通に下ネタ言われて笑うことは多々ありますから。
性癖の語り合いとかも、別に仲のいい間柄でやるのは正直分からなくはないです。友達の普段見えないパーソナルが垣間見えるのは面白いですからね。
ただし
”初対面性体験ヒアリング野郎”、お前は別だ。
なんだお前は。どうした。ゲームで絶対届かない遠くの足場にショートカットしようとするタイプか。なぜいけると思った。
あとこのタイプは大体他人に下ネタを強要します。そのくせ相手がスベっても後処理しないタイプ。
こいつの子供部屋にはさぞ大量のレゴが散らばっていたことでしょう。足裏見てみ?ハンコ注射みたいな踏み痕あるぜ絶対。
僕はね、思うんです。
性の話は、掛け算なのかなって。
相手との友好度が大きければ、一層距離を縮めることができる有効なツールになるでしょう。
しかし友好度マイナスの人間が下のお話をしたところで、相手にバックステップで距離を取られるだけなんですよ。
ここを勘違いしている人間の多いこと多いこと…。
とまあここまでの話でお気付きの方もいるかもしれませんが、僕の苦手な下ネタにはある特徴があります。
それは、「自分以外の特定個人を対象にしている」ことです。
僕はこれを【指向性下ネタ】と名付けました。
ちんちん、うんこなどの口にするのが憚られる一般名詞は全方位、自分の性癖は相手に強要しない限りは内向きに発せられる下ネタであり、これらは【無指向性下ネタ】と言うことができます。
性ヒアは完全に指向性下ネタですね、汚れた血め。
社会に目を向ければ、無自覚セクハラ上司なんかもこれを多用しています。下ネタを向けられた相手が不快になることを想像できない、そのズボラさで下ネタなんて危ないものに手を出すなと。
指向性下ネタは悲しみしか生まないのですね...。
そういえば父方の祖母もよく言い聞かせてくれました。
「下ネタと銃口は人に向けるな」と。
今日このブログを読んだ皆さんには、ぜひこの言葉を覚えて帰って頂きたい。
もちろん、こんな吹けば飛ぶようなブログで叫んだところで、下ネタを是とする風潮は変わらないのかもしれない。
それでもそんな世の中を変えていこうとするならば、まずは僕自身が立ち上がって行くしかないんでしょうね。
そう、さながらちんちんのように。
Boys, be penisious.